小さな企業ならではのネット集客戦略 《ネット集客戦略策定のステップ》
1、顧客ターゲットの明確化
誰もが対象ではだれにも響きません。
万人受けを狙わず、あえて特定の顧客層だけに絞り込むことが必要です。
2、自社の強みの明文化
顧客が「他社ではなく自社を選ぶ理由」は何かを明らかにすることが必要です。
「強み」は相対比較で決まります。
まずは、対象顧客のニーズをあぶりだし、そのニーズに対して自社との競合を評価します。
そして評価結果から自社の強みの源泉を見出します。
3、自社ならではの集客の工程設計
これから顧客になるであろう「潜在客の発見」から顧客化に向けて関係性を育む「見込み客の育成」、そして「顧客化」という3つの工程に分けて考えます。
4、ルーティンによる施策実行
1つ1つの個別施策を実行に移します。
重要なことは、毎日の、毎週の繰り返し作業の段階まで計画を落とし込むことです。
<施策事例>
- YouTube動画施策 … YouTube用の動画撮影&投稿作業
- ブログ施策 … ブログサイト用の記事執筆&投稿
- Facebook施策 … Facebookの投稿
- メルマガ施策 … 見込み客へのメルマガ配信
- アクセス解析 … Google Analyticsによる定期分析
5、効果検証
ネット集客における各施策は様々な数値を定量的に取得できるという特徴を活かして、目的に対してどの程度進捗しているかを検証していきます。
小さな会社には、小さな会社なりの戦い方がある
小さな会社ならではのネット集客戦略 『7つの基本概念』
- 全体発想を捨てて、対象市場や顧客を細分化する。
- 勝ちやすい場面を選び、自社が優位に戦えるターゲット(商品・地域・客層など)を選択する。
- 重点主義に徹して、勝てるだけの資源(資金・時間・人的労力など)を集中投下する。
- Web完結ではなく、アナログも織り交ぜる。
- 人間味が通じる施策によって、人間関係の構築に努める。
(広告よりコンテンツ、一方通行のプレスリリースよりも双方向のSNS、文字情報のみよりも顔写真入り、入力文字よりも手書きなど)- ツールやインフラなどは軽装備にして、自由度の高さを保つ。
- 端から「完璧」を求めるよりも、すぐに実行する。
(高田晃著「ネット集客のやさしい教科書」エムディエヌコーポレーション発行より引用)